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魚の話  2月号

2018年2月8日  (M.Takizawa)
今年は全国的にドカ雪など寒さのニュースが多い中で湘南は比較的穏やかな日が多いようです。それでも冷たい風が吹き寒さが身に染みる夜は鍋が恋しく、特に白身魚の鍋は〆の雑炊も出汁が効いて美味しいです。
冬に食べたい魚はフグ、タラ、寒ブリ、アンコウ等々ですが、先日料理人のグループが地元の仕立ての遊漁船でフグを専門に狙いトラフグ混じりでかなりの釣果を上げていました。フグは相模湾でも狙えば釣れます。フグの調理師免許を持っている料理人グループならではのグルメフィッシングでした。

冬の魚を文字で探すと鱈(タラ)や鮗(コノシロ)があります。魚偏の文字は日本製だそうで生活や季節に密着した漢字です。鮗の幼魚はシンコ、中型がコハダ、大型がコノシロと名前が変わりシンコは夏から秋口ごろ、コノシロは脂がのる冬の魚としてこの漢字になったのでしょう。コノシロは漁港の直売所でも時々見かけます。
毎月一回日曜日に直売所の朝市が開かれます。季節的に魚は少ない時期で出遅れたせいか狙いの魚はありませんでしたが地元の魚通たちが生きたタコや生簀のマダイ、ヒラメなどをその場で〆てさばいてもらっていました。朝市では毎回地元の露地栽培の無農薬野菜の農家も出店していて藤沢のこだわり野菜が並べられています。
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湘南シラス漁は1月から3月10日まで禁漁中です。シラス資源保護の目的と漁でアユの稚魚が混ざる季節で稚アユが湘南の河川を遡上するのを助ける意味があります。2月~3月はワカメやメカブの季節、ワカメは海の「梅の花」のような季節感です。新鮮な生ワカメはコリコリしていて、新物のワカメサラダの上に鰹節や玉ネギをのせてポン酢で食べたりラーメンに沢山トッピングしたりと春を感じます。メカブは、ワカメの付け根にある折り重なったひだ状の部分で洗った後熱湯で茹でると鮮やかな緑色になりあとはひたすら細かくたたいて粘り気が出たら鰹節とお醬油と玉子でご飯にのせて食べています。食物繊維が多くがんや高血圧予防などにもいいらしいですよ。
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地元で朝に獲れた魚やワカメが日常的に手に入るのはなんとも贅沢なことです。冬は風などの影響で漁が無い日もあり、揚がる魚の少ない季節ですが藤沢には季節に応じた海の幸があります。
「おいしい藤沢産」のメールマガジン「おいしい藤沢産通信2018年2月号」の 「お魚の一口知識」を加筆修正し掲載しています。