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歴史散歩ツアー

2017年10月12日  (sakurasan)
 歴史散歩ツアー(グリーンハウス物語 21話)に参加して、普段解放されていない聖園女学院と布教姉妹会・ゴルフ場跡地などを散策してきました。
 グリーンハウスは昭和7年(1932)に開業した藤澤カントリー倶楽部のクラブハウスです。アントニン・レーモンドの設計で、現存する日本最古のクラブハウスです。
屋根瓦がグリーンなのでシスター達が「グリーンハウス」と名付けたそうです。
 現在は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、体育センターと教育センターの全面的な再整備が進んでおり、その一環としグリーンハウスも歴史的価値を有する外観の保全と改修が決定しています。また、国有形登録文化財としての申請も進んでいます。
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みその台にある彫刻家 親松英治氏のアトリエに立ち寄りました。前日の大雨で集合時間を午後に変更したので親松さんはすでにお出掛けで、お目に掛かることが出来ませんでした。
完成すると10メートルになる巨大聖母像はまだ二つに分割されています。
安置する聖堂を現在施設内に設計中だそうで、完成が待ち望まれます。
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右の聖母像は聖園女学園構内のマリアホールにあります。
10メートルの作品はいきなりは作れないので35センチの原型を元に120㎝、250㎝、6mと作り上げてから取り掛かったそうです。
親松さんは「一人の彫刻家として自分の能力の限界に挑戦している時こそ、充実感を覚えると共に、彫刻家として精神の癒しを感じます。自分の持てる力を試さずに人生を終わるとしたら悔しいですね。」と書いていらっしゃいます。
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聖園女学院高等学校・中学校のマリアホールで休憩をさせていただき、その後「聖園(みこころ)聖堂」で説明を受けました。
2016年4月に学校法人聖園学園と学校法人南山大学が法人合併し、11月に「聖園聖堂」の献堂式が行われました。
 聖堂の建築は、桂離宮や笹離宮の改修行に係られた宮大工の磯崎氏です。ホールはヒノキの匂いが心地よく、扉は桜・椅子はヒノキの手づくり・柱は鉄骨を杉で隠しヒノキでサンドしています。正面のアーチはタモ材です。
聖堂のアリア像も親松さんの作品です。
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「聖心の布教姉妹会」の聖堂。奈良・法隆寺の夢殿をモチーフにしたという八角円堂で、屋根には宝珠に代わり十字架があり、釘を使わない伝統的な木造建築です。
内部には正面に聖母子像、天井に届く高さのパイプオルガンがあります。
171007 green 5聖堂の裏の散策路には15枚のレリーフがキリストの受難を伝えます。
171007 green 6アンジェラスの鐘
こちらにあった「チャペルの鐘」はみその台に移し、この「アンジェラスの鐘」が聖堂と共に造られました。天辺には十字架とハトがついてます。シスターによって一日三回鳴りますが、土日はお休みするそうです。
 暑い一日でしたが、個人では入れない場所をご案内いただきました。藤澤カントリー倶楽部の三番ホール跡地ではここから打ってみたい誘惑にかられましたし、パイプオルガンで「いつくしみふかき」と「あめのきさき」をうたったのは初めての体験でした。

聖園女学院のHP⇒ こちらから

グリーンハウス (藤沢市) – Wikipedia ⇒ こちらから

このイベントは「湘南邸園文化祭」の一環です。
第12回湘南邸園文化祭2017のHP⇒ こちらから