藤沢13地区探訪
 

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地区探訪(その7)湘南大庭地区

           2012年7月取材/2017年2月更新

 

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藤沢市内のいろいろな地区を順に紹介していきます。第7回目は、湘南大庭地区を取り上げました。

湘南大庭地区は、1967年度からの開発事業により、それまでの谷戸と丘陵からなる地区が、学校や市民センター、ショッピングセンターを備えた湘南ライフタウンの開発により近代的な街並みに整備されました。
緑地や道路がゆとりを持って配置されています。

 

ひとこと紹介:JR辻堂駅の北、大庭トンネルを抜けると一気に近代的なライフタウンの街並みが広がる。
地区の中央を遠藤まで貫いて続くけやき並木は、新緑と紅葉の頃は特に素晴しい。

主な街並み:1967年から始められたライフタウンの開発は黒川紀章のグランドデザインによるもので、交差点はT字路が多く、また、緑地や道路もゆとりを持って配置されている。

こんなポイント:住宅地から少し周辺に外れると、随所に緑深い自然が残っている。地区南端の宗賢院や台谷戸稲荷の森付近は、いつもは横の道を車で通過するばかりだが、奥深い谷戸の趣がある。
大庭城址公園は、花見の名所ではあるが花の季節でなくても、広い庭内を昔の城に思いをはせながらじっくり歩いてみると、大庭城が地区の中心であったことを強く感じる。

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        典型的な街並みと道路の配置

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  Fig1
大庭トンネル1986年に開通。大庭地区がずっと近くなった。
Fig2トンネルを抜けると・・・・・ライフタウンが広がる
Fig3

1967年から西部開発事業としてそれまでの谷戸や丘陵地が近代的なライフタウンに整備された。当初大庭トンネルは計画になかったが、交通量の増加に伴い1986年に開通した。それまでは大庭に向かうには明治小学校方面から大きく山を迂回するルートしかなかったが、トンネル開通は大庭発展に大きく貢献した。

【里山の緑】
Fig4台谷戸稲荷の森。幹回り6mのタブの木は市指定天然記念物。樹高18mあったが老朽化で大枝 が折れてしまった。大きな鉄の柱で支えられている。
fig5台谷戸の風景。少し下の県道43号線をくるま がビュンビュン走っているはずだが、辺りはとて も静かだ。
Fig6台谷戸公園。開発時谷戸の地形を生かした公園。公園全体が傾斜地にあり、大きな滑り台が特徴の都市公園。

【公園】
Fig7大庭城攻略にまつわる舟地蔵の伝説。なぜお地蔵さんは舟に乗っているのでしょう…。今は、公園の反対側、交差点の傍らにまつられている。
Fig8裏門公園、バードウオッチング用の窓。大庭城の裏門が地名になって残っている。市民センター向かい。
Fig9裏門公園の中を覗き込む。遊水地になっているが普段は入れない。野鳥などを見るだけ。
Fig10二番構公園、流水路が特徴。城の構えの名残を残す地名。北部医療センターに隣接する。
Fig11遠藤公園、画面奥に少年野球場、右手にテニスコート。少年たちの歓声が響いていた。
Fig12大庭台墓園。広い園内は四季折々花で一杯、ウォーキングも楽しめる。

【大庭城址公園】
fig13大庭城址全景。資料によれば、左下(北西)に裏門・二番構の地名が見える。城内には深い空濠の跡が残っている。
Fig14空濠跡。濠は深く、急傾斜だったことが判る。今にも深い林から武者が飛び出しては来ないか・・・・・・・。
Fig15公園の中心となる大芝生広場も、もともとは深さ2mほどの空濠の跡だった。

大庭城を巡る壮大な歴史ロマンは、「藤沢市立大庭小学校PTA」による「大庭の歴史・親と子による郷土誌(1985)」に詳しい。その他の資料を基に、大庭の緑と公園の紹介を中心に地区紹介とした。


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