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季節をまとう 江ノ電スズメ

サムライブルースズメ

江ノ島駅のスズメたちに手作り衣装
着せ替え続けて、もう10年

石川カツコさん(片瀬在住)

江ノ電の「江ノ島」駅。改札を抜けた駅の売店のそばに ステンレス製の車止めが2基立てられています。このポ ールを止まり木にしているのが、今やすっかり有名にな った8羽の「江ノ電の着せ替えスズメ」。 今年のワールドカップ開催時には日の丸を持ったサムライブルーの衣装で登場、電車に乗り降りする人々の目を引き、口元をほころばせました。誰が名づけたか「江ノ電スズメ」。季節ごとの衣装をまとう愛らしい姿に誰もがほっと心をなごませます。

江ノ電スズメ 江ノ電スズメ
石川カツコさん
売店を退職後も仕事を続けながら今も
合間をぬって着せ替えを継続中です。

「ちょっと寒そう…」そんな風に見えたから

どんな人がいつ、着せ替えている?スズメを見た人は誰もがそんな思いを抱きます。そこでその制作者を訪ねてみることにしました。制作者は江ノ島駅の売店に勤務していた石川カツコさん(70歳・片瀬在住)。現在はすでに退職されていますが、石川さんが売店に勤務し始めたのは、かれこれ10年ほど前のこと。売店から見える車止めのスズメが「なんだか、ちょっと寒そう…」そんな風に目に映ったのです。そこでセーターでもと思ったのが始まりとか。ただ、ポールにスズメのオブジェは固定されており、袖も通せず、サイズもぴったり決まらない。試行錯誤の末、マントと帽子のデザインに決定。今もずっとこのスタイルを守っています。
「今では一着、30分ぐらいで作ります。強力な両面テープでつけちゃうので、着せ替えるたびに前の衣装は捨てちゃうんですよ」と屈託のない石川さん。今年の春、全線開通100周年を迎える江ノ電本社から、石川さんの功績をたたえ、感謝状が贈られました。駅の待合室には衣装も飾られています。表彰を新聞記事などで知ったという方が当日、遠方から駆けつけてくれたそう。そんなこともあって、突然「スズメの方ですよね」と町で声を掛けられることもあるそうです。
江ノ電本社から感謝状が贈られた
江ノ電本社から感謝状が贈られた今年の春。
新聞やタウン紙に記事が掲載されて話題に。

売店勤務時代の石川さん

売店勤務時代の石川さん1 売店勤務時代の石川さん2 売店勤務時代の石川さん3 売店勤務時代の石川さん4

作った衣装は1500着! 困った時の江ノ電カラー!

スズメの服1

さて、このスズメたちの衣装。春夏はレース、秋冬は毛糸で作られますが、日焼けや雨、汚れのために春夏のシーズンは月に2回は着せ替えられます。10年に渡って作り続けた衣装の数は「ざっと計算しても1,500着ぐらいじゃないでしょうか。最初は雨に打たれてもいいようにビニールのレインコートを着せたこともあったんですよ。季節ごとにデザインを考えますが、困った時は江ノ電カラー(笑)。」
この駅を訪れる人だけでなく、今度はどんな衣装かと地元の人も楽しみに見守っています。

スズメの服2
春夏秋冬、季節やイベントを映した衣装にスズメたちも嬉しそう!
近くの白百合学園の制服をイメージしたものやクリスマスにはベルのついた衣装も。
売店勤務時代は駅を通る女学生から「今度はこの色で」とリクエストもあったそうです。

「さわらないでね」の注意書きをはずして

車止めのメーカーから プレゼントされたスズメ
ご自宅の玄関には車止めのメーカーから
プレゼントされたスズメが2羽!



一生懸命作ったレースの衣装。当初は触られて、汚れたり、中には衣装そのものを持ち帰ることも後を絶たなかったとか。そこで一時期、石川さんはポールに「さわらないでね」の注意書きを添えたことも。それを知ったご主人から「さわるのは可愛いから。みんなに愛されているから。それが気にさわるなら止めた方がいい」とたしなめられたそう。 「ああ、私なんて恥ずかしいこと、と思ったんです。みんなに可愛がられれば、それが一番!」 以来、注意書きは一切、やめたそうです。 プレート

当初は「さわらないで」の注意書きも

多くの人の温かい目に支えられて

石川さんとスズメ
また、5年ほど前、売店を定年退職した際、自分の目が届かず、誰かに迷惑をかけるから」と着せ替えを止めることを決断したことがあったそうです。が、やはり駅を通るたび、なんとなく気に掛かる。また、「なぜやめたの?」「ぜひ、また!」という多くの声や問い合わせに押されて再開。「後継者はいないけれど、元気で健康な限り、続けます!」と石川さん。多くのファンが見ていてくれたことに改めて気づかされたそうです。石川さんの衣装づくりを知った車止めのメーカーから石川さんにスズメのオブジェも贈られました。また、今年のサムライブルーのスズメたちも駅でサポーターとして活躍しましたが、石川家は一家そろって熱烈なサッカーファン。2002年のワールドカップでは各国の旗を提供してくれた方もいて、衣装作りにもひときわ力がこもったそう。
着せ替えは人の少ない朝早くに行われますが、それでも通りがかりの人に「ずっと楽しみにしています」と声を掛けられることもしばしばです。
サポータースズメ
すでに2002年から登場していたサポータースズメ。各国の旗を提供してくれるなど石川さんにもサポーターがたくさん!


取材雑記

江ノ島駅前
江ノ島駅の前を通るひとつの楽しみでもあった、江ノ電スズメ。どんな方がと気になっていたところ、取材でご本人にお会いすることができました。想像通り、優しく温かな人柄が伝わってきます。「車止め、2つあるでしょ。私は駅に向いてるのが『行ってらっしゃいスズメ』、すばな通りを向いてる方が『お帰りなさいスズメ』といってるの。関係ないっていわれるんですけど、私はそれだけはね、こだわってるの(笑)」 石川さんならではの人柄を映す呼び名だと納得!
SUZU
旧街道と宿場(平塚宿~大磯宿)
08ooiso 14sigitati2江戸から十六里目馬入の一里塚から、平塚宿、化粧坂の一里塚を経由して、日本橋から8番目の大磯宿を歩きました。
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地産地消月間2017
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