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石けんグループ「しゃぼん湘南」

 

活動グループ名

石けんグループ「しゃぼん湘南」

ひとこと紹介

環境や生命に対して負荷の少ない生活の実践を提案し、石けん・化粧品は合成界面活性剤を含まないものを使う暮らしを地域に広める。

主な活動

合成界面活性剤を含まない石けん・化粧品の販売。
環境問題への関心を高め、実践する人を増やすために、地域イベント・学習会・出前講座の開催と講師派遣を行う。

「しゃぼん通信」「ミセルおばちゃんの知恵袋」の定期発行、公民館などへの配架。

会 員

32名

ホームページ

なし

問合せ先

℡:Fax ;0466-61-2411


PRTRをご存知ですか?最初に記者が受けた質問でした。
PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)とは、有害性のある多種多様な化学物質354物質(2010年度以降は462物質)が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組みです。諸外国でも導入が進んでおり、日本では1999(平成11)年、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化管法)により制度化されました。
http://www.env.go.jp/chemi/prtr/about/about-1.html

家庭用洗剤や化粧品に含まれている合成界面活性剤の多くはPRTR対象物質であり、今や家庭から排出される総量は年間約24,000トン、殺虫剤の約1.5倍となっています。家庭用洗剤には、洗濯用洗剤・台所用洗剤があり、シャンプーも洗剤といえます。化粧品では、特にクリームの乳化剤が合成界面活性剤を含んでいます。合成界面活性剤は石けんと異なり、家庭から排出された後、都市部の下水処理場でさえ十分分解されずに川や海に流れ汚染源として残留します。
(参考資料)
環境省子供向け冊子「かんたん化学物質ガイド」シリーズ 
http://www.env.go.jp/chemi/communication/e-learning/index.html

環境や子ども達に影響を与えるこれらの合成界面活性剤を含まない石けんを使おうという母親達の「生活クラブ生協での石けん運動」が活動をしていました。1996年、この運動を生協組合員から地域に広げようと、石けんグループ「しゃぼん湘南」が設立されて普及活動を始めました。

中学校家庭科での講義
中学校家庭科での講義

グループの活動は、まず、合成界面活性剤を含まない石けん類・化粧品の販売があります。これらの石けん類は、NPO川崎市民石けんプラントと他のメーカーから供給を受けて、会員個人、湘南教職員組合や企業職域を通じて販売しています。これらの販売ルートを通じて従業員の学習会の開催と講師派遣をシステム化して普及活動を進めるとともに、生活クラブの企画、中学校家庭科授業、地域イベントでの環境学習と展開しています。
2008年度の主な活動記録を見ると、会員の学習のための活動として藤沢市石けん推進協議会と協力参加での学習会、石鹸工場の見学と講演会への参加、バージンオイルの石けん作り、美容相談会などがありました。
出張講座・講師派遣活動としては、生活クラブ生協の「エッコロ講座」へ8回、藤沢市秋葉台中学へ8回講師派遣を行いました。これらの講座では講義だけでなく、「コネコネ石けん作り」「廃食油で石けん作り」「シャボン玉で遊ぼう」と子ども達の石けんへの関心を高める実技プログラムが組まれています。

紙芝居「おさるのつぶやき」 紙芝居「おさるのつぶやき」

中でも出色は、紙芝居「おさるのつぶやき」です。山のおさるが川に沿って山を下るときに見る川の汚染の状況が絵で表現されると同時に、講師は横に用意した水槽の中に木の葉から始まり泥や洗剤などを投入させながら、子ども達に川が汚れていく様子を実感させる誠に優れた企画です。
その他地域イベントへの参加、藤沢市民まつりでは石けんの販売も行いました。

石鹸でこんなにきれいに

石けんでこんなにきれいに
なります(講座での実演)。

発行している会報は、環境や汚染物質の学習がテーマの「しゃぼん通信」と「しゃぼん通信・ぷち」、石けんの使い方がテーマの「ミセルおばちゃんの知恵袋」、ミセルとは石けん分子が脂汚れを包み込んで水中に浮遊している細粒のことで、石けんの作用を象徴しています。

どの活動も参加者に頭だけでなく、触り、見ることを体験させる仕組みになっていることが素晴らしいところです。


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