催し物
 

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蔵まえ 米寿祭(昭和のお米屋さん再現)

2018年 6月21日  (hiramechann)
 昭和6年に建てられたお米屋さんの母屋と内蔵を利用した藤沢の「蔵まえギャラリー」で、来年建物が誕生88年になるのをお祝いし、米寿祭が開かれました。主催者の「湘南藤沢文化ネットワーク」は、同ギャラリーを拠点として、藤沢市にある歴史的な建物や庭園、まちなみ等を地域固有の文化として尊重し、次代に継承するために活動している団体です。お米屋さんの蔵にあったもの、近隣の住民や市から借り入れた生活用品などが並び、昭和の時代の暮らしに思いをはせることができました。
2944昭和6年に建てられたお米屋さんの母屋と内蔵外観 
 こあがりには、米びつや大きさの異なる升、帳場台、ダイヤル式黒電話などを提示し、お米屋さんのイメージを再現しました。神棚や木製の間仕切りは当時のままです。
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2966昭和初期の米価年暦
 
2953展示品には詳細な説明文があって、わかりやすい。
4001座敷には、ちゃぶ台、台所用品、重箱など
土間には、近隣から借りた新聞・写真・火鉢・マントなど様々な展示があり、年配の方が写真を見ながら、「私がお嫁に来た頃は角隠しがあったのよ。近所にあいさつ回りをしたわ。」と当時を懐かしんでいました。また、「母親が、自分は持っていない子供の頃の写真があったと言うので、写真を撮らせてほしい。」と言うお客様もいました。素敵な出会いです。
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会期中に内蔵では、いくつかのイベントが行われ、この日は懐かしい音楽をLP版で楽しむ「レコードカフェ」が行われていました。
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 また、会場を近くの「ふじさわ宿交流館」に移して、シンポジウム「使い継がれるたてもの」が開かれました。
古い建物に詳しい大学教授がコメンテーターとして、建物の所有者・利用者、藤沢市街並み景観課の職員らがそれぞれの立場で発表し、意見交換をしました。

 主催者のお話;今回の展示に、小さいお子さんを連れたお母さんが寄ってくださったこと、シンポジウムで若い世代の方に協力・参加していただけたことが、今までと違う動きを感じました。

 編集後記:古いものを見直そうとする時のイベントでは、参加者の多くは年配の人になりがちです。が、未来につなぐプロジェクトを考えると、世代の違う方々が共感することがポイントになります。その工夫が必要だと思いました。
markenopo 2018年6月21日