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藤沢市アートスペース 展覧会「Scholar」開催

2018年7月14日  (Itazu)
藤沢市アートスペースでは、今年度から藤沢市と姉妹友好都市との文化交流を目的に、姉妹都市と湘南にゆかりのアーティストによる展覧会を開催している。
2018年7月7日から8月26日迄。
scholar1h480展示会場入り口
scholar2640ポスタに使われているデルポンテさんの作品:
Time and space with infinity head
 
第1回目は、姉妹都市60周年を迎えるマイアミビーチ市のアーティストガブリエル・デルポンテ(アルゼンチン出身)さんと湘南ゆかりのアーティスト4人による交流展でコンセプトは「Scholar(学者)」。 人は社会とのつながりを持つ時、無意識のうちに様々な事象を吸収し学んでいるが、人と人とのつながりから学ぶ姿勢を作品を通して表現してゆこうという試みである。(案内書による)
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デルポンテさんは、藤沢を起結とし、日本各地を旅しながら出会った人々を取材する「ブリッジ・ミー・ジャパン」プロジェクトをおこない、出会った人々からの「学び」を作品として発表しています。
日本側からは、解体した古着を染色して織機で再構築する河本蓮太朗さんの作品、日常の現実と想像の境界を映像やインスタレーションで表現する水野美加さんの作品など、いずれも、日常の既成概念の世界をアーティストの新しい感性、視点でとらえ直そうとしています。
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(左)解体した古着を染色して織機で再構築する河本蓮太朗さんの作品
(右)水野美加さんの作品(見つめられている噴水が、逆に人々を見つめている存在と感ずることで生まれる噴水の水同士の会話を映像で表現している。)


今回のアートスペースは、展覧会の案内チラシから始まる。(下記写真)
この広報物は、今回の参加アーティストの一人フクナガコウジさんの作品。
チラシの中の縞模様(左は横縞、右は縦縞)は人間の視線を歪めたり妨げる心を暗示してる。
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アートスペースにある6階のエレベータ(写真下左)には、詩人、大崎清夏さんの「境界線なんて本当は存在しない」といったキーワードの、フクナガさんの作品に呼応した詩がある。大崎さんの詩は、各アーティストの作品とリンクしながら、会場をナビゲートする。
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廊下や小部屋には、河本蓮太朗さんの作品や水野美加さんの作品が並び、メイン展示室において、マイアミビーチからの客人(まれびと)デルポンテさんを囲んで「学び」について考察する会場構成となっている。下記4点はいずれもデルポンテさんの作品。
scholar10640(左)Kabuki 
scholar11640(右)Untitled.Two pieces, and a foot 
 
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(左)Sailors and farmers日常のなかで忘れられてしまっているものや、当たり前のものを集めて作品として再生。
(右)Garden1禅宗の円相に想を得て制作した作品。表裏で今昔を表現。

アートスペースを訪れ、アートを通して多様な人間の価値観、感性が発信する様々な世界を知り学ぶことで、訪問者の間で新しい会話が生まれる。こうした意欲的な企画が今後ますます期待される。

なお、本展示は8月26日まで開催されるが
8月4日(土)大崎清夏さんの「アートをことばで持ち帰ろう!詩作ワークショップ」
8月12日(日)デルポンテさんの「身近なもので立体作品を作ろう」
(いずれも時間は14時~16時)
が企画されている。    
markenopo 2018年7月14日