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趣 味・歴史

シニアのためのオーケストラ『湘南リラフィルハーモニー』

2018年 4月 9日  (撮影:sakurasann 記事:hiramechann)
 街を歩いていると楽器を持ったシニアの方を多く目にし、湘南の地に集まる愛好家が多いことを感じます。時間ができてから、かつて練習した楽器を再び弾いてみたくなった方、大人になってから始めた方が、演奏会で聴く曲を自分で演奏できるとしたら楽しいですね。そんな思いを叶えるオーケストラを紹介します。
2510音響効果抜群の会場で、毎回練習しています。
団員募集のチラシに「50歳以上大歓迎」というキャッチコピーがあるように、60代、70代の方も多く楽しまれています。練習は 平日の午後に行われること、会場は藤沢駅から近く駐車場完備で音響抜群な藤沢リラホールが確保されていること、楽譜準備等事務的なことは専門のスタッフが担当してくれることなど、恵まれた環境で本格的な曲目の練習に専念できそうです。 
3612合奏前にパート別分奏があり、難しい部分の技術指導を受ける。
パートごとの練習を指導するプロの演奏家が、実際の演奏では各パートのトップを務めていて、間近でプロの演奏を体感できます。「稽古事はマネをすることが大事」とよく言われますので、練習のスピードアップや満足度につながるのでしょう。また、演奏会は行わず、節目に練習を公開して団員の家族や友人を招いて交流する方法なので、技術を磨くために必要な日常の練習が充実して、練習の参加率が高いのだそうです。伺った日の曲は、「サンサーンス ヴァイオリン協奏曲第3番」でした。
2553参加を重ねるごとに、徐々にキャッチアップしていく充実感。
練習の合間に、3人の方にお話を伺いました。「シニアならではの和やさ、団員同士が競い合わない大人の雰囲気」と皆さん口をそろえて話されました。(下写真左から、栄福さん、浅野さん、飯田さん)
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栄福さん(横浜市西区在住)は、セカンドバイオリン担当。「3年前に入団するまで、小学校の器楽クラブでバイオリンを弾いて以来断続的に25年の演奏歴があります。しっかり弾けなくても演奏を楽しむことができるという中島先生のポリシーが徹底していて、専門の先生方の質の高さも魅力です。」
浅野さん(大和市在住)は、7年前に入団した時は、希望のオーボエが定員だったのでセカンドバイオリンを担当していて、半年前からオーボエ担当に。「学生時代始めて、勤め人時代にも経験がありますが、退職して本格的に再開しました。技術の競い合いのようなところがなく、気楽に本格的な曲で演奏を楽しめる。でも、練習はきっちりすることが続いている理由です。」
飯田さん(横浜市港北区在住)は、チェロ担当。「10年前に初めてここで楽器を習い始めた頃は、曲の難しさに戸惑いましたが、プロの講師のサポートがあって、団員の皆さんがあくまで『音楽を楽しむ』という姿勢で、人間関係にストレスがないので、ずっと楽しく続けています。CDや音楽会で聴いていた曲を、自分が演奏できるなんて驚きです。駐車場があるので、チェロでも運ぶのが楽です。」
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指揮者の中島良能さんは、「ご存知ですか?趣味の世界にも定年があることを。市民オケ等で定年を迎えた方、大人になって楽器を始めた方、長いブランクのあった方が、本格的に楽しむオーケストラと弦楽アンサンブルです。平成10年に13人で発足したオーケストラが、愛好家の支持をえて今年20周年を迎え、オーケストラ45人、分離独立した弦楽アンサンブル27名の大所帯となりました。曲もシベリウスの交響曲、ビバルディーの四季などの大曲に取り組んでいます。興味のある方は、見学に来てください。」と呼びかけます。(写真提供:湘南エールアンサンブル)
シニアのための「湘南リラフィルハーモニー管弦楽団」/「湘南リラ弦楽アンサンブル」
お問い合わせ:江ノ電沿線新聞社 電話  0466-26-3028(月~金/10:00~18:00)
詳しいことは、ホームページに掲載しています。
check 2018年5月8日