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趣 味・歴史

藤澤浮世絵館展示「小栗判官物語と遊行の縁」

2019年2月28日(取材・記事:Tanbakko)
藤澤浮世絵館で「小栗判官物語と遊行の縁(えにし)」という新しい展示が始まりました。4月14日まで展示されています。今回の展示は、藤沢ゆかりの伝説上の人物「小栗判官」をテーマにした企画展示コーナーが見どころです。
oguri 01企画展示コーナー「小栗判官物語と遊行の縁」が見どころです   
 遊行寺には、小栗判官、照手姫、小栗十勇士や鬼鹿毛(伝説の荒馬)のお墓があり、小栗判官と照手姫にまつわる伝説は遊行寺とも深い関係があります。「藤沢宿といえば小栗判官」と言われるのも、小栗判官・照手姫伝説と遊行寺との深い縁の故でもあります。

企画展示コーナーでは、歌舞伎や草双紙などを通して江戸時代の人々に親しまれた「小栗判官物語」の資料や歌舞伎の上演作品として描かれた浮世絵作品などが数多く展示されています。
oguri 02江戸時代の人々に親しまれた「小栗判官物語」の資料や浮世絵作品などが展示されています。
 
oguri 03「東海道五十三次内 藤沢 ひらつかへ二り余(歌川 芳員)」:碁盤で、小栗判官と鬼鹿毛が仲良く碁を打っているという図。侍が小栗判官、馬が鬼鹿毛、横で見ている女性が照手姫、背景に見えるのは遊行寺です(藤澤浮世絵館HPの展示資料解説より)。
東海道五十三次コーナー
東海道五十三次コーナーは、歌川広重作の「狂歌入り東海道」19点が展示されています。江戸時代に流行った狂歌を浮世絵作品の説明文として配したもので、狂歌の作者名も入っています。浮世絵作者と狂歌作者とのコラボレーションとも言える作品群です。
oguri 04歌川広重作の「狂歌入り東海道」19点が展示されています。
oguri 05「日本橋 たゞ一(ひと)すぢに都まで 遠くて近き はるがすみかな(作者:あのや幸久)」という狂歌が入った日本橋の浮世絵作品(藤澤浮世絵館HPの展示資料解説より)。
 
藤沢宿コーナー
次に藤沢宿コーナーですが、今回の展示テーマは「蔦屋版東海道」に見る宿場の施設です。歌川広重作の浮世絵が10点展示されています。東海道の宿場に見られる「見付」「木橋」「旅籠屋」「本陣」「問屋場」「土橋」「順礼」「茶屋」「一里塚」「船渡し」といった様々な施設が描かれています。
 
oguri 06藤沢宿コーナーは歌川広重作「蔦屋版東海道」に見る宿場の施設を描いた浮世絵作品を展示。
江の島コーナー
江の島コーナーでは、今年の2月1日に藤沢市指定重要文化財に指定された江島神社所蔵の「江嶋縁起絵巻」が特別公開されています。今回展示の見どころの一つです。

特別公開されているのは、江戸時代の水戸藩御用絵師狩野興也によって描かれた「江嶋縁起絵巻(仮名本)全五巻」です。3期に分けて、全五巻の各段が公開されます。

     1期:2月23日(土)~3月12日(火)
     2期:3月13日(水)~3月30日(土)
     3期:3月31日(日)~4月14日(日)
oguri 07「江嶋縁起絵巻」全5巻の全容がパネルで展示されています。
 ●学芸員による見どころ解説が3月31日(日)に行われます。 
 ・日時:2019年3月31日(日)11:00~/15:00~ 2回開催(各回30分程度)
 ・会場:藤澤浮世絵館
 ・定員:各回40名(当日先着順) ※申込不要・参加費無料

なお、藤澤浮世絵館の公式ホームページ(下記)では、展示作品の解説が展示期間中掲載されています。あわせてご覧ください。

    http://fujisawa-ukiyoekan.net/collections/top.html

※浮世絵の画像はチラシをスキャンするか、学芸員による見どころ解説での画像を撮影して掲載しました。不鮮明なところがありますが、
 ご容赦願います。実物は是非藤澤浮世絵館でご覧ください。 


  
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2019年02月28日