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趣 味・歴史

第32回遊行かぶき「しんとく丸」―稚児の舞ー公演(予告)

2019年07月29日  (itazu)
2019年8月15日(木)~17日(土)藤沢市小ホールにて第32回遊行かぶき「しんとく丸」―稚児の舞ー公演が行われる。
◆公演場所  藤沢市民会館小ホール
◆日時             2019年8月15日(木)開演19:00
                   8月16日(金)開演15:00
                   8月17日(土)開演15:00       シンポジウム 1時(無料)               
◆料金 前売 2800円    当日 3000円        大学生  2000円      中高生 1000円
◆作/寺山修脚本・演出/白石 征音楽/J・A・シーザー説経節/政太夫
1(左)「しんとく丸」ポスター (右上)水先案内の説経節(政太夫口演)(右下)脚本・演出の白石 征 
 
 ■〈遊行かぶき〉について
〈遊行かぶき〉は、中世の説経節や軍記、また絵巻などの物語を素材に、乱世における人間の生きざまを現代文明の危機と通底させながら描くもので、説経節(政太夫口演)を水先案内として、伝統と現代演劇を融合させた独自の演劇様式による現代の〈民衆かぶき〉を目指すものです。
 1996年の、中世芸能の伝統的トポスである藤沢遊行寺での「小栗判官と照手姫」公演を皮切りに、毎年上演されており、昨年は、藤沢ゆかりの一遍上人を題材にした「一遍聖絵」を上演し好評を博した。
2)(左)2016年上演の「小栗判官と照手姫」 (中央)2017年上演の「瓜の涙」(右)2018年上演の「一遍聖絵」
23年目を迎える本年は、〈遊行かぶき〉第32回公演として、「しんとく丸」を藤沢市民会館小ホールで再演します。 
この物語は、中世説経節として名高く、多様な解釈、読み換えにより、能、浄瑠璃、歌舞伎に取り上げられ、折口信夫の小説や寺山修司の演劇にもなっています。その寺山修司のコンセプトを手がかりに、白石征が地元発信の遊行かぶきとして脚本化したものです。
3<「しんとく丸」の舞台場面>
 説経節特有の無常観ー別れと再会を通して、日本人の魂の原像を描く人間の根源的な幸福のかたちである〈死と再生〉の主題が追求されるこの物語では、苦難の世界をさすらう神の子の 〈貴種流離譚〉と共に、実母の庇護から剥離された少年神の孤独の背後には〈母子神信仰〉の面影が立ちのぼっています。 4

■中世芸能の文化的記憶をとどめる藤沢において開花した遊行かぶきの23年の成果を集約する舞台となることが期待される。
公演の連絡先
◆0466-34-9841(遊行舎)
◆080-5065-3267(遊行かぶき実行委員会)
https://yugyosha.amebaownd.com/posts/6629436(遊行舎ホームページ)
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2019年7月28日