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趣 味・歴史

平塚市美術館「異界への扉展」(秋の所蔵品展)

2019年10月21日  (itazu)
平塚市美術館では、秋の所蔵品展として、「異界への扉展」を開催している。
(会期2019年10月5日(土)~12月8日(日))
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「異界」とは人々の日常世界や生活世界の外側にあると考えられている世界をさす言葉であるが、
「異界」を切り口とした作品を集め、日常世界の奥に垣間見える想像力の世界の諸相を紹介している。
2<DoorS-2>山本直彰
 
その趣旨について、下記のように案内されている。
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「異界」といった時、あの世や神仏の住む世界を創造するかもしれません。
そうした世界は、日本の美術においても古くから絵画化されてきました。妖怪や鬼の登場する絵巻物をはじめ、桃源郷や仙界を理想の世界として描いた作品もあります。
自分の生活圏から離れ、時間的・空間的な広がりを持つ言葉としてとらえると、山の中や海の中、とおり海外、あるいは現在とは隔たる過去や未来も異界ということができるでしょう。
人間の内面に封じ込められた意識や人間の持つ闇も同様です。近代に入ると人間の内面を描く表現主義やシュルレアリスムが登場してきます。これらは人間の内なる異界を描いたものといえます。
また異界は相対的な言葉でもあります。その境はあいまいで、日常世界に浸食してきたりふとしたことで異界に踏み入ってしまうような場所となっています。               
本展では、「異界」をキーワードにして所蔵作品を紹介します。生と死や意識と無意識が重なり合う「境界」と、想像上の生き物や風景、あるいは神仏や仙界を描いた「異界の風景」という観点からみてゆきます。常ならざるものや人ならざるものの表現をお楽しみください。(本展示の館長「あいさつ」より)
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3<百眼の魚18-1> 岡村桂三郎2018年
39点の大型で迫力のある作品群のイメージに圧倒されます。しばし「異界」に足を踏み入れてしまった感覚で、展示を楽しむことができます。
4
本展は、秋野不矩展と同時に掲載されている。
秋野不矩展(会期2019年10月5日(土)~12月1日(日))展示室1
異界への扉展(会期2019年10月5日(土)~12月8日(日))展示室2
ホームページはこちら→
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/kaisaichu.html
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2019年10月20日