御殿橋にやってくる春の鳥たち

2020年03月07日  (itazu)
春が来て、川の水も温み始めました。境川の藤沢橋、遊行橋の一つ上流側に御殿橋があります。遊行寺から市民病院や白旗神社へ行く途中にあります。この橋の上流側に小ダムがあり、流れが速くなっています。ここが鳥たちには餌場となっていて、いろいろな鳥がやってきます。
1境川の藤沢橋から俣野橋までの橋
3御殿橋下流側(遊行橋が見える
4御殿橋上流側(小ダムがあり餌場となっている) 
俣野~大清水~藤沢橋に至る境川沿いは、格好の散歩道で多くの人が散歩をたのしんでいますが、バードウオッチングも楽しみの一つです。春になって最近見かけた鳥を紹介しましょう。


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白鷺とカワセミがそろって水面を見ている。
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この御殿橋の一番の見せ場は、カワセミが来た時です。時々、やってきます。高い岸壁の上から川の流れをのぞき込んでいて、チャンスと見るや川へダイビングして狩をします。道路や橋から小さくて見えないので大方の通行人は知らないまま通り過ぎてゆきます。


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アオサギ
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シラサギ
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カワウ
御殿辺橋の小ダムにいつもいるのは、アオサギ、シラサギ、カワウです。川岸のガラクタに止まって流れてくる魚を狙います。カワウは、潜ったり、ダムの上で羽を干したりしています。


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オオバン
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コガモの雄
上流側の緩やかな流れには、オオバンやカモがゆったり泳いでいます。オオバンは、嘴とおでこが白く、首を振って泳ぐので愛嬌があります。カモはオスの羽が美しく楽しめます・


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イソシギ
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キセキレイ
水が温むころになると、イソシギやキセキレイがやって来て川岸で遊ぶのを見かけます。


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ハクセキレイ
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暖かい日に、ハクセキレイがダムの踊り場で盛んに水浴びをしています。


16御殿橋に掲示されている案内図
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御殿橋は歴史が古く、御殿橋の名は、この近くに徳川家康、秀忠、家光3代の将軍が鷹狩の時利用した将軍専用の宿泊施設「藤沢御殿」があり、それにちなんで残されています。

記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2020年3月7日