江ノ島の表記について普段なにげなく使っている「えのしま」という地名ですが、調べてみると、地図や住居表示はひらがなの「の」を使っているのに対し、郵便局や交通機関はカタカナの「ノ」と混在していますし、古くは「江島」などと書かれていたようで、有名な「江島神社」はこの表記になっています。これについては、それぞれ名前を付けた時代で公的文書の書き方も変わっていることから、それに倣っているようですが、「江ノ島」から「江の島」への変更は、昭和41年10月に藤沢市により新しい住居表示が施行され、また昭和44年1月には藤沢市観光協会により表記を「江の島」で統一する運動が行なわれています。ただし、「江島」「江ノ島」を使っている史跡や交通機関などについては、歴史もあることから、変更せずに現在に至っています。
この橋は、川口村営(洲鼻)で砂浜の先端からかけられました。たびたび大波で流出してしまうことが多く何度も架けかえければなりませんでした。
明治30年(1897)江の島・片瀬(洲鼻)間に桟橋が完成しました。しかし、丸太を打ち、板を渡しただけの簡単なものだったので大波などで、すぐこわれました。明治29年から大正11年まで川口村村営となり、片道1銭5厘の通行料が課せられました
江の島弁天橋 江の島大橋橋 長 389m 324m竣 工 昭和28年 昭和37年
(初掲載 2009-11-18・更新2020-4-15yukisann)