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趣 味・歴史

藤沢の野鳥歳時記⑧ジョウビタキ

2021年11月12日  (itazu)
藤沢で出会った野鳥を紹介してゆきます。今回はジョウビタキです。
A(
ジョウビタキは、冬鳥の可憐な小鳥(雀くらいの大きさ)です。

雄と雌は羽の色が異なり、雄は銀色の頭と橙色の下面が美しく、雌も少し地味ですが薄い橙色がやはり美しい。

雄の頭が白っぽいので、男性の老人の能面「翁(おきな)」を意味する「尉(じょう)」という字がつけられたといわれます。
(写真上段:撮影:藤沢の野鳥写真家、福岡さん)
B
羽に白班画あるので紋付鳥ともいわれます。(写真中段:撮影、筆者)
また、上等なヒタキ類という意味で「上鶲(ジョウビタキ)」、必ず秋になればやってくるという意味で「常鶲(ジョウビタキ)」とも表記するようです。

ジョウビタキは、「ヒッヒッ」と鳴きますがこの鳴き声が、火打石の音に似ていることから「火焚き(ヒタキ)」といわれるようになりました。
ヒタキ類は、「ノビタキ」、「キビタキ」、「ルリビタキ」などがいますが、その代表が「ジョウビタキ」で、俳句でも「ヒタキ」いえば「ジョウビタキ」のことです。
おじぎのような姿勢で鳴き声をあげて縄張り争いをするが、人間に対する警戒心はわりと薄く、写真は撮りやすいです(写真下段、撮影 筆者)
良寛の手毬の如く鶲(ひたき)来し(川端茅舎)

人に愛されるジョウビタキを表す一句です。

 
 
参考資料)日本野鳥歳時記(ナツメ社) 野鳥(山と渓谷社) ウイキぺディア   俳句月別歳時記(博友社)
 

記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2021年11月12日