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趣 味・歴史

藤沢の野鳥歳時記⑮雲雀(ひばり)

2022年4月26日  (itazu)
藤沢で出会った野鳥を紹介してゆきます。今回は雲雀(ひばり)です。
六会の農道で

春先、富士の見える六会の農道を歩いていると、雲雀が空高く飛んでさえずっているのを見かけます。
繁殖期の雄の縄張り宣言です。
それ以外は、地上での行動が多く、木や草にはあまり止まりません。
丈の低い草が生えている開けた場所を好み地面を歩きながら草の実や昆虫を食べます。
写真(上、中)はその時のものです。
(3枚目(下)の飛翔する写真は、飯田氏撮影。)
頭頂の冠羽が可愛い

スズメより少し大きいくらいで、頭頂の羽がやや長く冠羽を形成していて、大変可愛らしい。
高空で、ピーチュク、チルルなど長く複雑な節回しさえずるので、ひばりの漢字も「雲雀」と書きますし、他、「告天子(こくてんし)」などとも呼ばれます。
英語も「Skylark」と空とつながっています。
他方、体の寄生虫を追い出すたびに乾いた砂や土で「砂浴び」をします。
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飛翔する雲雀(撮影、飯田氏、平塚にて)
のどかな田園風景の風物詩

のどかな田園風景の風物詩として雲雀は、
「うらうらに照れる春日に雲雀上がり心悲しも独りし思へば」(大伴家持、万葉集)
「永き日を囀り足らぬ雲雀かな」(芭蕉)
など詠われていますし、
音楽でも
ハイドンの弦楽四重奏曲にも、主題の旋律が雲雀の鳴き声を連想させる「ひばり」の愛称で呼ばれる曲があります。

(参照文献:日本野鳥歳時記(ナツメ社)、ヤマケイポケットガイド「野鳥」、ウィキペディア)
 
 

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