平成30年度 藤沢市総合防災訓練

2018年09月05日  (M.Yama)
藤沢市は大規模災害発生時の初動体制の確立と防災関係機関との連携を図ることを目的として8月25日(土)藤沢市石川にある消防防災訓練センターにて総合防災訓練を実施した。 訓練想定は 相模トラフを震源としたM8.2の大地震が発生し、市内随所で家屋の倒壊や道路の損壊等の他、市内ライフライン等の各施設にも大きな被害が生じ、死者も多数発生した。市長は災害対策本部を設置した。訓練は地震発生時のシェイクアウト訓練(地震防災の初期対応)から始まり災害発生に想定される一連の災害対策本部設置・情報収集・報告・避難設備・人命救助・復旧作業・食料などライフラインの対応・災害後の対応など関係組織・団体が参加し総合的な訓練が行われた。

0P1000322 640災害対策本部が設置設置され情報把握、検討・必要機関への指示などを行う訓練

0P1000485 800関係機関・団体 54, 総勢約860名が参加して実施された。災害対策本部長 挨拶
 訓  練  内  容  
 
●シェイクアウト訓練 (地震防災の初期対応)
    ・まず低く:しゃがんで姿勢を低くする
    ・頭を守り:机やテーブルの下に潜り込んで頭を守る
    ・動かない:じっと動かず揺れが収まるのを待つ

●報道訓練
    藤沢エフエム放送(レディオ湘南)市民へ災害状況を報道
●災害対策本部設置訓練
     市長が本部長となり情報把握・検討・必要機関への指示等
●食料生活物資検討会議
    本部の指示の元 市内の状況を取集し食料生活物資検討

0P1000314 640シェイクアウト訓練
●消防局による情報収集伝達訓練
    消防車による市内の情報収集・伝達
●郵便局による情報収集・伝達訓練
    郵便バイクによる市内の情報収集・伝達
●避難施設開設・運営訓練
    家屋損壊・避難者などへ施設開設

0P1000334 640郵便局による情報収集・伝達訓練
●火災防ぎょ訓練
    大規模火災発生時に放水により水の壁を作り延焼を防ぐ
●人命救助訓練
    陸上自衛隊・神奈川県警・藤沢市消防局・NPO救助犬訓練協会などがレスキュー車を用いて救助

0P1000350 640火災防ぎょ訓練
●応急救護所開設・運営訓練
    けが、病人の為 医師・歯科医師・日本赤十字などが救護
●遺体収容訓練
    身元確認、法的手続き、搬送など

0P1000373 640応急救護所開設・運営訓練
●道路啓開・復旧訓練
    道路の復旧を行い交通手段の確保
●傷病者緊急搬送訓練
    民間救急車など含め救急搬送

0P1000392 640道路啓開・復旧訓練
●避難者移送訓練
    地域損壊などによる大人数の安全な場所へ移送などの対応
●ボランティアセンター開設・運営訓練
     ボランティア受け入れ、作業の管理・運営など
●食料供給訓練
    陸上自衛隊などの協力を得て緊急・大量の食料供給など
●応急給水訓練
    水道損壊時、緊急に給水パイプ蛇口等設置など

0P1000426 640食料供給訓練
●拠点倉庫開設・運営訓練
    支援物資保管・振り分けなどの対応
●緊急物資搬送訓練
    災害時相互応援協定都市・岐阜市・松本市・他からの生活必要品、一般支援品搬送などの搬送
●ライフライン状況確認訓練(電波)
    NTT東日本バイク等による状況確認・報告など
●ライフライン復旧訓練
    交通信号・照明投稿・電源供給作業など

0P1000456 640ライフライン復旧訓練(交通信号機)
●ライフライン復旧訓練(ガス管復旧)
    ガス管破損の緊急復旧を行う
●ライフライン復旧訓練(水道管復旧)
    水道管破損の緊急復旧など

0P1000469 640ライフライン復旧訓練(水道管復旧)
●巡回・警戒訓練
    被害復旧後異常・盗難等街の安全確認など
●一般ごみ・し尿対応訓練
    生活維持の為の回収など
●閉会式
   

0P1000479 640一般ごみ・し尿対応訓練
 
markenopo 2018年9月5日