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パラスポーツを楽しむ

2018年10月 9日  (hiramechann)
 藤沢市障がい者スポーツ連絡協議会は、事業内容を「市内で活動している障がい者スポーツ団体と関係団体が連携し、ネットワーク化、情報の一元化を図り、情報発信をする。また、障がいの有無にかかわらず誰でも参加できるイベントや、様々な障がい者スポーツの大会などを行う」として、3種目の団体と8つの関連団体でスタートした。
 初代会長の種田多化子さんは、9月16日に行われた「ふじさわパラスポーツフェスタ2018」の開会式で協議会の設立を報告し、『障がいのあるなしに関わらず、共にスポーツすることで元気になることができます。スポーツをして、元気になる障がい者が増えることを願って、関係団体の皆さまと共に活動していきます。』とあいさつした。協議会として、今後は、さらに連携する団体を増やし、スポーツ施設や教室・イベントの紹介をして、行動のチャンスを広げてゆく予定である。
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協議会の設立を報告する種田多化子会長

バリアフリースポーツ体験会からパラスポーツフェスタへ

種田さんは、様々な形で独自に運営されている障がい者スポーツが、互いに連携出来たらもっと活動が広がるのにと、市のスポーツ推進審議委員をしていた10年ほど前から先輩たちと相談していたが、市の健康増進課が進めている「健康づくり応援団事業」の活動をきっかけにして、5種目のバリアフリースポーツ体験会を開いた。それが、オリンピック・パラリンピックに向けて計画されていた、藤沢のパラスポーツフェスタへつなげることができたと感じている。
para01「ふじさわパラスポーツフェスタ2018」(9/16)会場風景
当日は、みらい創造財団スポーツ事業部のイベントと共催開催され、沢山の親子連れが来場してパラスポーツを楽しんだ。『子供の頃から、障がいがある人と普通にふれあい、障がいがあることはどういうことかを知っていることが豊かな社会に大切だと思います。親子連れの方が多く、子供が真剣に取り組む姿を見て、親も参加するなど交流が生まれています。』と嬉しそうな顔をされていた。
para06パラスポーツフェスタでケアトランポリンを楽しむ子供達

どんな時にも、「健康づくりを!」

 ご自身は30年ほど前に骨腫瘍が見つかり、闘病の後、右足を切断し義足での生活に。幼い子供達のために生きることを選んだ結論だが、様々な困難に向き合う日々が続いた。何よりも体力の衰えを感じて、「運動しなくては!」と思い立ったのは10年ほどたった時。「広報ふじさわ」とにらめっこし、太陽の家体育館に一歩を踏み出し、卓球に出会う。初心者向けの卓球教室にも参加した。月2~3回、1年ほど続けると、高めだったコレステロール値は下がり、1日出かけると翌日は休んでしまう位だった体力が、かなり回復したことを実感した。他にも、ローリングバレーや水泳等を楽しんでいる。障がいがあっても、スポーツをして体力を養い、人との出会いを広げてほしいと願っている。
para05仲間と続ける、ローリングバレー。かなりハードです!

編集後記
:幼い子供たちを抱えての闘病のことも淡々と話される姿は、いつもの穏やかな人柄そのままですが、運動によって体力を回復するまでの努力は、健常者が計り知れないものだったと思います。「様々な機関が連携するのはとても難しいのだけれど、イベント等を続ける中で連携の形ができる」という種田さんの信念が、実を結びつつあると感じました。
 
markenopo 2018年10月09日