こんなにお世話になっています。消防車 救急車 119番

2019年3月27日  (M.Yama)

日頃から救急病気・怪我、交通事故、火災など大変お世話になっている消防車 救急車 119番。藤沢市の出動推移、内容をご紹介します。
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● 藤沢市 火災の状況
藤沢市の火災件数は年間100件前後ですが、近年は減少傾向にあります。出火原因別では「放火(疑いを含む)」が多く「たばこの不始末」・「こんろ」が上位です。2018年では火災件数は86件で、前年に比べ3件の増加となりました。出火原因別では「放火(疑いを含む)」が12件、「たばこ」が8件、「こんろ」が6件となっています。
火災の種別では、建物火災が46件で全体の半数以上を占めています。火災による損害額は約1億3千万円で、前年の4961万円に比べて大幅な増加となりました。(2018年の数値は速報値で調査中を含むため、今後変動する可能性があります。)fire chart1
 
● 藤沢市 救急車出動推移
藤沢市の年間救急車出動回数は平成1~3年は年間約1万回前後でしたが増加の一途で平成23年以降2万回を超し平成30年にはほぼ2.4万回となりました。
一日当たりでみると平成1~3年は30回以下の出動でしたが増加の一途で平成26年以降60回を超す状況になり平成30年では65回を越しています。
藤沢市の人口も増加しています。平成1~3年は約35万人でしたが平成31年2月で43.2万人に増加しています。
人口1万人あたりの出動回数で見ると平成1~3年は約280回、平成30年では約550回と増加しています。
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● 藤沢市 救急車出動内容 平成30年
救急車の出動内容は平成30年で見ると急病が65%と圧倒的に多い。続いて一般負傷となっています。他の年も傾向は同様です。
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● 119番通報の内容 平成30年
119番通報の内容としては、救急車の要請が76%と圧倒的に多く、続いて誤通報や問い合わせなどで、火災や救助などの災害は2%程度となっています。近年のスマートフォンの普及により「ポケット等に入れた状態で本人が気付かないまま通報されている」などの誤通報が多くなってきています。119番は緊急な場合の通報番号であり、問い合わせや病院案内などは別の専用ダイヤルにかけ直すよう促しています。
● 藤沢市の休日及び夜間における救急医療体制  ⇒ こちら
● 消防局からの119番についてのお願い      ⇒ こちら
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●正しい119番のかけ方
正しい119番通報が迅速的確な消防,救急,救助活動につながります。
消防局より 正しい119番通報の仕方が案内されています。 ⇒ こちら
概ねこの様な事が聴かれますので落ち着いて通報してください。(詳細は上記 ⇒こちら)
  • 119番:火事ですか?救急車の要請ですか?
  • 119番:消防車(救急車)が向かう住所(判り易い目印、北側南側等)を教えてください。
  • 119番:何がどのくらい燃えていますか、何階建ての何階から出火していますか? 
                 怪我人や逃げ遅れの方はいませんか?
                 病気ですか怪我ですか?会話はできますか? 意識はありますか?
                 どこが痛い(苦しい等)ですか?出血等の量は?
  • 119番:あなたのお名前、今お使いの電話番号を教えてください。
  • 119番:消防車(救急車)を出動させました。サイレンの音が聞こえてきたら誘導に
                 向かってください。
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2019年4月3日           return banar