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大清水浄化センターを見学して

2019年07月22日  (itazu)
町内会の環境委員として大清水浄化センターを見学する機会があった。
普段、浄化センター施設の内部を知る機会がないので浄化センターの役割や状況などここで紹介しましょう。
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大清水浄化センターは、1985年から藤沢市の東部処理区の下水処理をしています。
藤沢市の処理区は、東部処理区(大清水浄化センター)、南部処理区(辻堂浄化センター)、相模川流域処理区(柳島処理センター:茅ヶ崎市)の3つに分かれています。
大清水浄化センターは境川沿いの大清水地区にあります。(下図左参照)
 
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下水道施設は、汚れた水の処理だけでなく、雨水を川や海に流すなど町を浸水から守る、自然環境を守るなど、私たちの快適な暮らしには欠かせません。
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大清水浄化センターの施設の配置図は上記矢印(→)のように、流入→沈砂池→最初沈殿池→反応タンク(微生物による浄化処理)→最終沈殿池→消毒設備→放流のプロセスなっています。
沈殿した汚泥は脱水機棟で濃縮脱水し焼却のため辻堂浄化センターに搬出されます。
詳細な処理の流れは下記のようになっています

5(1) 沈砂池・ポンプ場:低い土地に集められた汚水は、大きなゴミや砂を取り除いて、ポンプでくみあげます。場外にあるポンプ場も同じ役割をしています。
(2) 最初沈殿池:汚水をゆっくり流して、小さなゴミを沈め取り除きます。沈んだゴミは汚泥と呼びます。
(3) 反応タンク:微生物をたくさん含んだドロ(活性汚泥)を加えて空気をふきこみます。微生物は汚水中のよごれを分解した後、小さなかたまりを作り沈みやすくなります。
(4) 最終沈殿池:活性汚泥はすみやかに沈み、きれいになった上澄水(うわずみすい)があらわれます。
(5) 滅菌池:きれいになった水に、少量残っている大腸菌などのバイキンを薬品で消毒します。その後川へ放流します。
(A) 汚泥濃縮設備:沈んだ汚泥を集め、濃縮して体積を減らします。
(B) 汚泥脱水設備:濃縮した汚泥に薬品を加えて、水をしぼります。汚泥の量はさらに少なくなります。
(C) 場外搬出:汚泥を焼却するために、トラックで辻堂浄化センターに運び出します。


6(左)地下1階の最初沈殿池で分離した汚泥をポンプで引抜いています。
(右)最初沈殿池の上部。臭いが出ないよう池の上に蓋がしてあるので直接下水は見えません。
7(左)最初沈殿池から下水の上澄みが流れ出る様子。汚れは残っているがゴミは見えません。
(右)反応タンクのある地下の様子です。下水を処理するためのパイプやダクトなどが設置されています。
反応タンク内で処理されているため、直接下水は見えないし、臭いもほとんど感じられません。
また、処理施設のなかの空気は、脱臭設備で臭いを取り除いてから外に出しています。
8(左)処理施設は地震などの揺れを吸収し被害を最小限に抑える構造になっている。
(右)災害時などの停電に備え、浄化センターで使用する電気を供給できる非常用発電機がある。
<浄化センターの見学を終えて>
普段の機械の故障によって、また災害時においても、下水処理が止まることのないよう万全の点検整備とメンテナンスが必須であり、同時に、住民や環境などに配慮した臭いや水質の検査など注意深い管理が求められる施設であり、高度な機械設備と優れた管理体制がとられていると感じた。
藤沢市ホームページの大清水浄化センター施設案内はこちら ⇒ こちら
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2019年7月19日