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小田急江ノ島線開通90年今昔(2)ー片瀬江ノ島駅の今昔ー


駅名の由来
古来、名勝として名高い江の島に面した駅であり、江ノ電にすでにこの名の駅があることから、片瀬海岸の名を上に冠して「片瀬江ノ島」と命名されました。昔の風流人は“絵ノ島”としゃれましたが、「江」の字形に見えるので江の島と名付けられたようです。また我が国には「え」という古語があり、可愛らしいとか好ましいという意味に用いられました。江の島の美しさから生じて、純粋の大和言葉に漢字を当てはめた名ではないかと思われます。これまでの駅舎は開業当時の90年前に建てられたもので、1999年に関東の駅百選に選ばれました。

江ノ島駅旧江ノ島駅新

開業当時(左)と2018年まで(右)現在の片瀬江ノ島駅

駅内部の風景
この駅は小田急電鉄の駅としては珍しく駅構内に階段がなく、改札も1個所になっています。3線あるプラットホームは改札に入るとそのまま行き着けるようになっていて利用者には大変利便性がよく、これは新しい駅舎になっても踏襲されます。ここからは特急ロマンスカー、快速急行、急行、各駅停車の各列車が発着しています。
駅構内とプラットフォーム2018年までの改札口              プラットホームのロマンスカーー

数値で見る片瀬江ノ島駅-1日の乗客の推移-

片瀬江ノ島駅は江の島からみると唯一都心と結ばれている駅です。そのため県外からの観光客も多く、最近の1日平均乗降人員は21,000人を超える状況です。特に土日祝日は駅が混雑を呈し、訪れる乗降客が途切れることがありません。そんな駅の乗降人員の推移を10年単位で見ると次のようになります。

乗降客推移

*2002年からは湘南急行というこれまでの急行より速い列車が走り始めましたが、2004年からはさらに停車駅の少ない快速急行となりました。2008年には新江ノ島水族館で多くのイベントが催されるなどして乗降客が増えましたが、その後も2018年からの都心直結ロマンスカー「メトロえのしま」号の運転や海外からの観光客の増などにより、乗降客は増加の一途をたどっています。

メトロえのしま号片瀬江ノ島駅に到着する「メトロえのしま」号


片瀬江ノ島駅周辺の見どころ
駅周辺には、江島神社、岩屋観音、江の島灯台、新江ノ島水族館、があり温暖な気候に恵まれ初詣から花咲く春、夏のプール、秋の例祭など数多くのイベントがあり見どころも多く年を通して楽しむことができます。
江ノ島島内風景
江島神社の鳥居                岩屋の夕日

 岩屋観音
江の島大師の赤不動像

(参考文献 小田急株式会社のご厚意により各種資料の提供をいただきました。)
次回は長後駅を予定。

(市民記者 TOMU 2009年11月  更新2020年1月*の箇所 大石)
記事編集に際しては諸権利等に留意して掲載しております。   markenopo 2020年01月16日