小田急江ノ島線開通90年今昔(2)ー片瀬江ノ島駅の今昔ー
開業当時(左)と2018年まで(右)現在の片瀬江ノ島駅
片瀬江ノ島駅は江の島からみると唯一都心と結ばれている駅です。そのため県外からの観光客も多く、最近の1日平均乗降人員は21,000人を超える状況です。特に土日祝日は駅が混雑を呈し、訪れる乗降客が途切れることがありません。そんな駅の乗降人員の推移を10年単位で見ると次のようになります。
*2002年からは湘南急行というこれまでの急行より速い列車が走り始めましたが、2004年からはさらに停車駅の少ない快速急行となりました。2008年には新江ノ島水族館で多くのイベントが催されるなどして乗降客が増えましたが、その後も2018年からの都心直結ロマンスカー「メトロえのしま」号の運転や海外からの観光客の増などにより、乗降客は増加の一途をたどっています。
片瀬江ノ島駅に到着する「メトロえのしま」号
江の島大師の赤不動像
(参考文献 小田急株式会社のご厚意により各種資料の提供をいただきました。)■ 次回は長後駅を予定。