ぶらり 鵠沼

2021年12月13日  (B.Stone)
藤沢市南部の鵠沼は湿地が多く、そこに鵠(くぐい)が飛来していたことから地名になったと言われています。くぐいとは白鳥の昔の呼び名です。かつては砥上ガ原(とがみがはら)と呼ばれた荒れ地でしたが、江戸時代から耕地化が進み、明治以降は別荘地や療養地として開発されました。現在、鵠沼の町名は、藤沢駅の西側、かつての小字花立を中心とした地域となっています。
kuge1江ノ電柳小路駅近くの蓮池です。その昔の鵠沼一帯は、こんな感じだったのでしょうか。
 
kuge2鵠沼付近では小田急がJRを越えます。下にある一本松踏切の道は、かつて大山から江の島へ行く通り道でした。
kuge3鵠沼にある錦公園も小田急の線路沿いです。
 
kuge4養老院前バス停付近の県道戸塚・茅ケ崎線です。正月には駅伝が駆け抜けます。
kuge5江の島道沿いの大源太公園付近にも、一部、鵠沼の町名があります。

 参考:藤沢の地名 日本地名研究所編 発行/藤沢市
 

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