ぶらり 辻堂
2022年2月21日 (B.Stone)
最近、住みやすい街として人気の高い辻堂は、辻堂元町にある宝泉寺付近から始まったとも言われています。かつてこの辺りには低い丘に松が群生していて八松ケ原と呼ばれていました。現在、辻堂の町名は辻堂駅の南西側一帯にあり、平坦な土地に閑静な住宅街が広がっています。

宝泉寺は真言宗の寺院で、源頼朝の勧請により創建されたと言われています。大山詣りの人たちも立ち寄ったので、宝泉寺へ向かう道は光明真言道場道と呼ばれていました。

辻堂六丁目に残る松林です。昔はこんな松林がずっと続いていたのでしょう。

かつての字名の付いた勘久公園です。ここにも松の木が何本も生えています。

辻堂団地付近の湘南新道です。手前側は茅ヶ崎市浜須賀で、湘南の海はもう直ぐです。

頼朝が落馬したと伝わる場所が辻堂駅近くにあります。この道は、かつての光明真言道場道の一つで、先へ行くと宝泉寺に到ります。
参考:藤沢の地名 日本地名研究所編 発行/藤沢市
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2022年2月21日