ぶらり 長後

2022年4月11日  (B.Stone)
長後は柏尾通大山道と八王子へ向かう滝山街道が交差する交通の要衝として、古くから栄えて来ました。その名前は高座の「長の郷」に由来するとも言われています。今でも市の北西部への玄関口で、かつては小田急線の急行が長後だけに停車した時期もありました。果樹の栽培が盛んで、シーズンには新鮮なナシやブドウを求める人たちで賑わいます。
chogo1特徴的な長後市民センター体育室の外観です。前の道路はかつての大山道で、今でも市の北西部へ向かうバスルートです。
 
chogo2長後駅西口のバスターミナルです。用田を経由して海老名、綾瀬方面や、相鉄線のさがみ野駅などへ行く路線があります。
chogo3この十字路はかつての宿場の中心で、左に行くと大山方面、真っ直ぐ行くと八王子方面です。道幅は昔とほとんど変わらないようです。
 
chogo4長後駅の近くにあった仙元塚の跡です。江戸時代の富士山信仰に関わるとも言われており、塚にあった石仏などは市民センターに移設されています。
chogo5引地川東側の台地にある天満宮です。平安末期にこの地を治めていた渋谷氏の居城があった場所だと伝えられています。
                                  

参考:藤沢の地名 日本地名研究所編 発行/藤沢市、藤沢市ホームページ、ウィキペディア

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