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平塚市周辺;
平塚市の東を流れる相模川は「伊豆弧」が「本州弧」に衝突(最初ページ参照)した際に生じたプレート境界の河川です。平塚市周辺の大地の母体となった相模川と、金目川、流域の山々をめぐる自然景観・自然遺産・歴史遺産を地形・地質的背景から「砂州・砂丘」など、古くからの人々との関わり、自然環境の変化なども踏まえて紹介します。
平塚の地形
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平塚の市街地は数千年前以降の海岸線に沿って形成された「砂州・砂丘」の上に立地しています。現在は「砂丘」の痕跡は平塚八幡宮や高浜公園付近に残されています。国道 134号線も一昔前の「砂丘列」上を走っています。「砂丘」ができると北側に凹地ができ、湘南海浜公園の松林はこの「砂丘間凹地」にあたります。その南側には「湘南ひらつかビーチパーク」があります。1980年代までは自然の砂丘が残っていましたが、かなり平坦化され、今では袖ヶ浜以西にその面影を残しています。又、平塚駅西側の中央地下道の工事中に見出されたタブノキの流木から、2000年前には東海道線付近に海岸線があったことがわかっています。

平塚市内に残る砂丘に建つ 平塚八幡宮:
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平塚市一帯は数千年前「砂州・砂丘」でしたが近年ほぼ全域が市街地化・整地されている。現在市街地で「砂州・砂丘」が現れているところは少ないが 平塚八幡宮は砂丘の上に建っている事が確認できる。
当神社は浅間町、380年(仁徳天皇68) によって創建されたと伝えられる1500 年以上の歴史を持つ神社。隣接して八幡山公園がある。

平塚駅南にみられる旧砂丘:
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平塚市内で「砂丘」が確認出来る箇所としては 高浜台「ふれあい平塚ホスピタル」の東。古くは、「杏雲堂病院」が建っていた場所には,約1000 年前の「砂丘」が残されている。

駅中央地下道から産出
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平塚駅西の中央地下道から産出したタブノキの流木:
地下道の工事中に砂層中から見出された。木の年代から 2000年前に東海道線付近が海岸線であったことを裏づける資料, 平塚市博物館所蔵。[磯村, 1967 より転載]

丹沢・富士山より流出したと思われる凝灰岩類
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相模川流域には丹沢・富士山より流出したと思われる凝灰岩類(火山から噴出された火山灰が地上や水中に堆積してできた岩石。)や、火成岩類(溶岩など)が、良くみられます。こうした岩石は最近の研究では、1500万年ほど前に伊豆七島のような南の海域での海底火山活動により形成され、その後プレートに乗って運ばれ、本州に衝突して作られたと考えられています。また、桂川や相模川に沿っては2万年前より新しい富士山の溶岩や泥流が流れています。写真は輝綠岩 (丹沢火成岩) 約60センチ大(平塚市博物館の庭に陳列されています)
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