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大仏切通し ー かなりミステリアスな雰囲気

大仏切通し
かなりミステリアスな雰囲気が楽しめる

大仏切通しは、長谷と常盤・深沢(→藤沢)を結ぶ古道です。現在はトンネルが出来車の往来が頻繁にあり、切通しの感はありません。江戸時代に経路が変更され一般の交通には使われなくなった為、昔ながらの狭く急峻な古道の様子がよく残されています。曲がりくねった岩肌で挟まれた通路はまさに当時の防御の要塞を感じる事が出来ます。
トンネルの遙か上に切通しの痕跡がかすかに見え、当時の坂の険しさが判る。坂の入り口、出口はまだ存在していて国指定史跡です。
 
大仏切通しへの入り口
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鎌倉大仏から深沢・藤沢の方へ向かう最初のトンネル右側に、大仏ハイキングコースと切通しへ入る急な階段があります。階段はトンネルの上へと導き、うっそうとした岩山道が始まります。いよいよ鎌倉武士の世界、防御要塞の世界に踏み込みます。
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切り立った岩の横の道を降りてゆきます。両側に露出した岩肌が迫り、かなりミステリアスな雰囲気。歩く距離は短いですが、右や左にと曲がりくねっており落石なども沢山あり歩き難くなっています。その辺りがいかにも切通しといった風情を醸し出しています。
 
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手すりのある階段を登りつめると出口の「火の見下」に近くに、「やぐら(納骨窟)」と呼ばれる多数の横穴が掘られた岩窟が見られます。中には石塔が並べられいるところもあり納骨の窟である事ががうかがえます。「ここには多くの鎌倉武士などが眠っている」と思うと、往時の鎌倉の世界に浸る事が出来る様な気がします。
 
現在の大仏切通しトンネルと 大仏切通し
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朝夷奈切通 ー 現存する鎌倉切り通しでもっとも長い

朝夷奈切通
現存する鎌倉切り通しでもっとも長い

朝夷奈切通は三浦半島東岸(六浦方面)に向かっています。かつては軍事防御に加え 重要な通商路として産物塩などが多く運ばれた重要生活通路でもありました。現存の鎌倉の7つの切通の中では一番長く 約3Kmほどあり、手頃なハイキングコースになっています。しかし坂も急な箇所もあり歩くと結構厳しく歩数も2万歩近くになります。しかし歩いて爽快なのは 当時の面影が多く残っており見どころの多い切道しの為それらの見ながら歩く事で疲れを忘れさせてくれる切通です。

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両側または片側には切り立った岩肌があり、圧倒されます。各所にお地蔵様が立っていたり岩場に掘られていたり、かつて通った商人などがお参りした事と思われます。歩きやすいですが舗装はされていませんのでハイキングシューズがお勧めです。
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「朝夷奈切通」説明石碑と 国指定史跡「朝夷奈切通」説明板と道案内など。
国指定史跡説明板には当時の執権「北条泰時が自分の乗馬にも土石を運ばせて工事を急がせた」と書かれていました。北条泰時は鎌倉の土木に大きな貢献をした人ですが、現代で言うと総理大臣か国土交通省の大臣の様な方が来て自ら土石を運ばせて工事を急がされたらそれは工事を担っていた御家人たちはさぞ大変であっただろうと筆者のサラリーマン根性で眺めてしまいました。尚、泰時は誠意があり高邁な人柄との記述が各所に見られる人です。