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寒川神社「水無月大祓・茅の輪神事」

2013年7月4日  (取材&記事:tonyan & kamechan

神事は、古式に則り6月30日(日)14:00~15:00ごろ(茅の輪くぐりはその後も続く状況)まで執り行われました。
大祓は、日々の生活において知らず知らずに犯している罪穢れを祓い清め、清く明るく正しい生活を続けようとの祈願と行為です。
大祓は、毎年6月と12月の晦日と2度行われます。6月の夏越の大祓は、人型(ひとがた)切麻(きりぬさ)で身体を清め、更に内庭に設けられた茅の輪を三度くぐる事により、悪疫を免れるという故事にならい、茅の輪神事が行われました。

【 大 祓 式 】

外 庭

                   一、大祓詞(おおはらいことば)奏上
                   一、大麻(おおぬさ)にて払う
                   一、切麻(きりぬさ)にて払う
                   一、祓物(はらえつもの)を八針(やはり)に取り裂く
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参列者:例年約 1,300名(参列自由・・・当日、人形・切麻が各参列者に配られます)

【 茅 の 輪 神 事 】

内 庭
左廻り・右廻り・左廻り、三回茅の輪を廻り、祓いを行う。

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「 茅の輪神事 」                                        「 参列者 : 茅の輪くぐり お祓い 」
                   参考・・・輪の材質=茅(ちがや) ・ 輪の直径=2.4m ・ 輪の太さ=12cm
           神歌・・・輪をくぐる際、次の神歌を唱えます。
                一回目=「水無月の なごしの祓する人は 千歳の命 延びといふなり」
                二回目=「思ふこと みなつきねとて 麻の葉を きににきりても 祓ひつるかな」
                三回目=「千早振る 神の御前に祓せば 祈れることの 叶わぬはなし」

【 大 祓 祈 願 祭 】
御 本 殿
神事の式次第に則り、厳かに大祓祈願祭が執り行われました。祭事は、本物とはこんなに荘厳なのかと感嘆する内容です。

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大祓祈願祭 祭事                                奉奏:浪速神楽 剣の舞
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LIVE 「雅楽」 奉奏:浪速神楽 剣の舞

                                                       【 大祓の歴史・謂れ 】
                           大祓の起源は、古くイザナギノオオカミの禊祓(みそぎはらえ)に遡ります。 
         初見は、「古事記」仲哀天皇の段に見え、仲哀天皇崩御の時、国の大祓をしたとある。
         大宝律令(701)により、正式に宮中行事となる。
         応仁の乱ころより中断されたが、江戸時代元禄4年(1691)に再興された。
         明治4年の太政官布告により、旧儀再興が命ぜられ、全国の神社にて執り行われるようになった。

【 編 集 後 記 】
神事の記事を書くに当たり、何にも知らない自分がいたことを思い知らされる。予備知識もなく取材に向かう恐れを知らないこと記者魂というのですか? いやただ単に暴挙・ドンキホーテですね。
今回の取材に関しては、寒川神社さんのご配慮と資料をご提供していただき記事を書き終えることができました。
神事は、静寂で荘厳で深いとの言葉が適当と思われる、心洗われる行事だなと感ずるところがありました。